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 コンクリート平板の歴史と市場


日本で最初にセメントが製造されたのは、1875年(明治8年)のことです。それは、当時主に鉄道・港湾施設・建築物などの建設に使用されました。その後、大正・昭和にかけてセメントの生産量の増加にともないコンクリート製品の種類も多くなりました。しかしながら、文献等の資料によるコンクリート平板についての直接的記述は乏しく、誕生・発祥のルーツを特定することはできませんが、コンクリート平板の歴史についての概要をとりまとめました。
1.歴史
■ 1920年代:手作業によるコンクリート平板の製造開始
 コンクリート平板が作られるようになったのは、いつ頃か判明しませんが工業的に製造されるようになったのは、大正末期頃であると考えられています。
 当時は、固練りコンクリート(スランプ0cm)を製鉄のボックスに入れ、直径10cmぐらいの鉄製ローラーで締め固め、表面にセメントの粉末をふりかけ、コテ仕上げし1枚ずつ手作業で製造していました。
1920年に施工された平板
■ 1940年代:流し込み製造時代
 生コンクリート技術の進展とともに平板もコンクリート技術を取り入れ、多数の型枠を利用しコンクリートを流し込み、振動方式によって締め固めることにより、コンクリート平板製造の拡大化が徐々に進んできました。この頃には、セメント製のカラータイル、カラーコンクリート平版の製造が始まりました。
流し込み平板の製造風景
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■ 1950年代: :「歩道用コンクリート平板」のJIS制定
 1950年10月工業標準化法により「歩道用コンクリート平板」のJIS規格が制定され、標準化がすすめられました。スレート瓦とともにコンクリート平板のJIS化は他の製品より早く行なわれました。これは荒廃した道路の復旧と家屋の建築が重要視されたためといわれています。
 当時、コンクリート平板を生産する工場は全国的に点在しており、平板は「手詰め」による流し込みの製造法でした。専門技術者を置き、行き届いた生産管理をしているところもありましたが、経験と勘に頼る原始的な技術と設備の工場も多数を占めていました。
 平板の寸法・形状は100種類以上もあり標準化が急がれ、JIS規格は、曲げ強度30kg/cu以上、正方形で300×300×60mmおよび330×330×60mm寸法の2種類でした。
50年代半ば頃には半自動の成型機による生産がされるようになり、この成型機は即時脱型式(即脱と略記)の油圧成型機で、固練り配合材料を基層とし、表層にカラーセメントを用いて加圧成型するもので、150×150×30mmの内装用セメントタイルと300×300×60mmの歩道用カラーコンクリート平板を製造しました。(成型機による1日の生産量は約300枚)
 この半自動の全乾式成型機によるカラーコンクリート平板の公共施設の施工実績として、1956年東京都の国会通り中央分離帯歩道(300×300×60mm クリーム色)、ついで群馬県前橋市内国道17号線沿いの左右の歩道約1500uがあります。
 当時の製品は、施主による抜き取り検査があり、外観・形状・曲げ強度等を行いました。しかし、品質についてはまだ問題も多く、製品の表層と基層の粗粒率の差による収縮の違いから、表面のヒビ割れやハガレが起こったとのことでした。
 その後、全乾式成型機による表層に模様を取り入れた二層式カラーコンクリート平板の製造が本格的に始まりました。この装置は前述のカラー平板の品質を上回るもので、製品の表面に模様がつけられ、AQカラー平板の名称で販売され、その使用量を飛躍的に伸ばしました。
また、イタリアより平板の自動成型機と研磨機が導入され、テラゾー平板が開発製造されるようになりました。
■ 1960年代:生産性の向上
 表層材の投入・バック材の投入・プレス圧による締め固めおよび脱型作業の各々の工程に四つの型枠を配し、それらを順次回転させ連続生産とした四ステーション形の即脱成型機(半自動)により、ほぼ今日に近い生産性を上げられるようになりました。
 後半には点字平板の仕様が定められ、統一された平板が全国的に製造されるようになりました。
即脱成形機による生産性の向上
■ 1970年代:洗い出し・叩き出し平板の誕生
 研磨平板に代わる表面仕上げとして、ドイツから輸入した遅延紙を用い表面のモルタル部分を取り除き骨材を露出させた洗い出し平板が誕生しました。ついで数年後に船体の錆落としに用いられていたサンドブラスト機の砂を散弾に代えることにより、叩き出し平板として自然石の表面性状を模した擬石平板も誕生しています。
ショットブラストによる表面加工
■ 1980年代:消費時代
 歩道用カラー平板が飛躍的に伸び、JIS化も浸透し、コンクリート平板の使用ピークを迎えました。また景観材料としてもカラー平板が認められるとともに、多少オリジナル性をもった製品開発も行われ、都市型のまちづくりの建築外構・歩道・商店街等に積極的に使用されるようになってきました。
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■ 1990年代:多様化および景観性重視へ
 規格品の大量消費の時代から景観重視の傾向が高くなり、表面テクスチュアとしてそれぞれの地域性を生かした天然の種石および破砕材が使用され、自然や街並みと調和した舗装材が求められるようになってきました。
技術的にも海外からの大型機械の導入等により、プレス成型を生かした即脱・即洗い出し方法が用いられるようになり、かつ、景観性を加味した生産性の向上や大型版の製品の登場等、多様化・オリジナル化が進められています。
 それと同時に製品のみならず周辺地域と舗装空間の調和が叫ばれ、CADやCGの活用により舗装デザイン面でのソフト技術が進み、公共性の高い分野へと使用範囲が拡大してきています。
景観に配慮した平板の敷設状況
2.市場規模
 1960年頃日本で開発されたカラー平板と総称されるプレス成型の平板は、70年代までは低迷していたものの社会資本の充実や、生活環境の整備等の社会的現象により、80年代から自治体等での景観性の高い舗装材としてカラー平板が見直されるようになり、カラー平板の市場は93年度頃をピークに拡大してきています。しかし、バブル崩壊後の景気後退により、建物および社会基盤等の建設着工が減少したことから、民需を中心に平板業界市場は縮小し、現在では数量ペースで年間330万u、金額で200億円のマーケットであるといわれています。このうち、25%が民需、75%が官公需であり、その用途分野は公園および歩道が35%ずつと大半を占め、建築外構が20%、その他10%です。また、その使用種類を大別すると叩き出し平板35%、洗い出し平板27%、カラー平板29%および普通平板が9%となっています。
用途分野と使用種類

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コンクリート平板の製造方法
コンクリート平板の品質特性
コンクリート平板の施工方法


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